自分のダンスの師匠は誰かと言われると一番最初に思いつくのはやはりコルケジュディスなのかな思ってはいたけれど、今まで3年間バルセロナで一度も受講したことのなかったプライベートでレッスンを受講してきましたのでその感想を書きたいと思います。
コルケジュディスのプライベートレッスンを敬遠してきた理由
個人的にこれまで沢山のプライベートレッスンを受けてきて、やはりグループレッスンよりもはるかに効率が良く学べるプライベートレッスンは上達への一番の近道だと思います。
しかしながらプライベートレッスンは自分自身の課題を追求するために投資するべきと考えており、今まで苦手であったスタイリングやシャイン、そしてZoukのリードテクニックなどをメインとして、投資してきました。なので、タイミング的にはコルケジュディスに高額な投資でプライベートをしても自分自身がすでに理解している問題点を掘り返されるだけかなと思い、プライベートのレッスンは受けてきませんでした。
リードのテクニックもある程度身になってきたところで、自分自身が更にカッコよく踊ること、更にはZoukをバチャータのルーティーンに取り入れてオリジナルのコンビネーションを作ること、この2点に集中してきましたが、最近バチャータのリードのテクニックもたくさんの人に教える機会がある今だからこそ、本当に正しいバチャータセンシュアルのリードフォローテクニックをを教えられているのかと疑問を持つようになりました。
そして、高額な投資ではありますが、コルケジュディスのプライベートレッスンを受けてみることにしました。
プライベートレッスンを受けて
まずはジュディスと1曲ソーシャルで踊ってみて、コルケに弱点やおかしいポイントを見てもらうと言うところからスタートしました。
もらったフィードバックとしては、ポッピングのテクニックに頼って、エネルギーの溜め込みと解放がうまくできてないことが判明。
きちんと肩甲骨を固めてコネクションを持ったあとゴムのようにエネルギーをつかって引き伸ばして貯めたエネルギーを解放するということをきちんと練習するため、パセアラ、ピンサ、コンプレトこの3つの基礎技をひたすら練習させられました。
正直全然コルケジュディスが踊ってほしいようには踊れなかった気がします。。。
あとはこのエネルギーの溜め込みを8から1に繋げる練習もしました。イメージはY型枝の昔のパチンコの紐にググッと玉を引き寄せてパンとリリースするイメージ。フレームを引き伸ばしていきエネルギーを溜め込んで解放すると言うテクニックが足りないと言われて、何度も練習しました。
その他僕の課題である、オープンポジションでの距離や膝を曲げるタイミング、右肩甲骨の前のめりやフレームが下がる部分。カウンターバランスで骨盤が前傾していないなど、これまでも何度も指摘されてきたことを的を得たように指摘してもらいました。
プライベートの収穫は?
周りに褒められるとついつい自信を持っていたリードのテクニックですが、まだまだ改善することは沢山あることに気づけたことが一番の収穫だったと思います。特にエネルギーの収縮に関しては、一朝一夕では身につかないテクニックなので、この1年間でできるだけ習得していきたいと思いました。また、タイミング的にもコルケジュディスに教わるベストなタイミングだったのかなとも思います。基礎技を3年間繰り返して習得し、リードフォローの理論もきちんと理解した上で更に上達を目指すには、教えてもらった内容がかなり詳細の粋に達していて、彼らのレベルから出ないとなかなか教えられなかったフィードバックなのかなと思います。
課題を見つけるために非常にいいプライベートレッスンでしたが、別の課題に取り組んできた過去の2年間は逆にプライベートレッスンを受けなくてもよかったなと思いました。
コルケジュディスとの信頼関係
オープンレッスンを一緒にやらせてもらったり、厳選のコーチングセッションに呼んでもらったり非常に期待されていると言うのがわかる反面、要求も高度になってきてるのでそれに応えられるかなと言う不安も最近少し感じています。ショーやパフォーマンスはここ1年練習してきてバルセロナでも何度もやったので、自信は結構ついてきたけれども、やはり彼らの求めるレベルは高いので、もっと賢く練習して上達しないといけないともいもっています。
今後は
今後は彼らの主催するイベントやプロジェクトに積極的に関わっていきたいですし、より多くののことを学んで日本でのレッスンやオンラインレッスンに生かしていきたいなと思っています。
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